2012/湯河原海上花火大会

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パクリ、よくない。

道中

急に思い立って、湯河原へ。湯河原海上花火大会は今年は2回開催されているのですが、1回目を見に行った方のレポートによれば齋木煙火本店の打ち上げである、と。

齋木煙火本店といえば聖礼花。6月の伊達の花火では、まだ宵の光が残る中でも抜群の美しさだったのが忘れられず、あれがまた見られるならと出かけていったのです。

風向きはどうやら海風が吹くらしく、普通に海岸に出ると煙の影響を受ける可能性大。ほとんど準備する時間がなかったので、グーグルマップでほぼ決め打ちしてそこへ直行。というわけで、比較的離れた場所からの観覧となりました。結論としては、左の台船の海面反射はむりでしたが、ほかはほぼ思った通り。

※今回の撮影場所に入るには許可が必要です。

撮影

今回もまた、動画96枚重ねによる加工をしています。カメラ設定は大体同じですが

なんでマニュアル露出なのか説明します。

非常に明るい場面では、今までの経験からAEによりF2.8位まで絞られることが分かっていました。AEは便利なんですが、2つ気に入らないところがあって

というわけで、マニュアル露出でゲインをいじればここがスムーズになると思ったのです。その操作の練習をしようと思っていたのです。結論としては、8dBのまま最後まで撮ってしまいましたが。

前半戦ダイジェスト

まだ意識が集中しきれていないところで三重芯!目が覚めましたわ。なお、この画像の加工上、実際に見ている&動画データに比べると、色が白っぽくなります。あくまで画像の加工における問題ですので、ご了承ください。実際はもっと鮮やかです。

10号聖礼花?芯入りで伊達でみた聖礼花とちょっと違う。なんかこっちの方が豪華、そしてパステルカラーがなかなかうまく撮影できない!

こちらも聖礼花。小さく見えますが、奥の方にあるからです。5号だと思います。

これは謎の玉。この赤色が強く輝くのは何だろう・・・。何かのテストを兼ねている?

なんと四重芯まで!しかも、親星を含めた5層の光露で分かりやすい。

またお断りですがこれは1発の四重芯が開くさまを連続写真のように加工したものです。ワイド打ちなわけではありません。

形もきれいで本当に驚きました。少々無理して湯河原に来た甲斐があった!

後半戦ダイジェスト

聖礼花だらけのスターマイン。オーすごいすごいと独りで喝采。文字通り、本当に周りに誰もいなくて独りぼっちだったんです。海岸線には観覧客たくさんいたのかなあ?もったいないよ、せっかくこんなにいい花火が見られるのに。どんどん宣伝すべき!観光協会さんお願いします。

台船からはこのように斜め打ちもあります。低空開花→海面着弾もあります。きっと海岸から見れば大迫力でしょう。観客に向かって飛んでくるんだもんな。都合3パートぐらい斜め打ちがあったかな?これはクライマックス付近のものです。

クライマックスでは尺玉の対打ち。途中、あまり区切り無くポンポン打ってる時間帯もありましたが、このあたりはキッチリ決めてくれます。

ラストは芯入りの銀冠。パチパチパチパチ。

30分間という短い時間でしたが、いいもの見せてもらって大満足なのでありました。


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