iVIS HF G10の設定例

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パクリ、よくない。

概要

iVIS HF G10というのは私の使っているビデオカメラなんですが

かっこよすぎるG10

小型ビデオカメラ史上最高画質と呼ぶ人もいます。その性能は花火撮影にも遺憾なく発揮され、とても満足のいく映像を見せてくれます。

なんといっても発色が素晴らしい。花火と関係ないただの風景でも何となくレンズを向けるだけで素晴らしい画が手に入ります。

花火撮影についても「打上花火モード」というモノが用意されていて、キヤノンの開発陣が特別にチューニングした設定が自動的に割り当てられるので、正直花火モードにして打上方向を向けておくだけで、誰でも綺麗な花火を撮ることが出来るでしょう。(専用設定のためマニュアルでは出来ない設定がされています)

表向きはね。

打上花火モードの特徴

あくまで、現時点までで私が使ってみた感想ですが花火モードについて分かったことを書いておきます。おそらくですけど

あと、キヤノンが花火モード用として「特許」を取っています。その内容は、

といったものから構成されており、マニュアルでは無理な世界に踏み込んでいます。とにかく万人にとっておすすめ。あらゆる局面で無難に撮れることは間違いありません。

反面、以下のような問題があることが分かりました。すごい細かい話なので、普通の人は気にしなくていいと思います。

花火モードで撮った花火は、「たまやーかぎやー」「キンチョーの夏」のイメージが強くなります。そういう花火の場合には全く問題ありませんが、最近はパステル調などとってもカラフルな色の花火がたくさん上がるし、個人的に銀色がきれいに撮りたい。だから、そういう意味でこの花火モードの色はちょっと減点。

残像がない方が美しい玉もあります。

花火モードは基本的に無限遠で撮るのが正解です。ですが、サードパーティ製のワイドコンバージョンレンズを使っている場合、カメラのマスターレンズでの無限遠と実際のピント位置があわないことがあります。

打上花火モードでもフォーカスはマニュアルにできるのでそこの操作になれていれば対応できますが基本AFという人は厳しい場合(レンズによる)があります。

撮影者の考えが活かせるマニュアルモード

私もそうですけど、「迷ったら打上花火モード」で全然問題ないと思います。

しかし、家庭用ビデオカメラにしては破格の充実したマニュアルモードを活かさないのはもったいない。例えば、以下のような設定をしてみてはどうでしょう。

★注意★

この先は、私の個人的意見です。またそれも一定ではなくコロコロ変わる可能性があります。そしてそれをいちいちこのページに反映するのを忘れている場合もあります。

ホワイトバランス

太陽光は5400Kぐらい、白熱灯は2800Kぐらいといわれていますが、HF G10で花火の場合は4000K〜4200Kぐらいがほどよい色バランスで映ります。

容量の問題から、デジタル一眼のようにRAWで撮影ということはできないので、ある程度は試行錯誤が必要でしょう。

フォーカス

G10はなんと!フォーカス位置を記憶させて、あとからそのフォーカス位置に設定することができます。花火始まってからだと暗くてピント合わせにくいので是非事前に覚えさせておきましょう。

また、コンバージョンレンズなしと、純正ワイドコンバージョンレンズの場合は、フォーカス位置の目安が出ます。フォーカスリングを回しても、どこらへんで∞になるのか簡単にわかります。

露出その1(露出固定パターン)

たぶんこれが一番難しいでしょう。例えば次のようなやり方もあります。

60iモードの場合

に設定します。この状態で夜空を狙うと、最初はまちがいなく12dBまで増感された状態になります。ここで、カスタムダイヤルを有効にすると露出調整が出来るようになります。

カスタムダイヤルを有効にしたときが露出の基準値になるので、この場合は

となります。全部チェックしてないけど。

AGCをどこにするかが基準値です。また露出調整は0.25刻みで±3.0まで調整できます。

PF30モードの場合

60iとほとんど同じですけど

に設定します。この状態で夜空を狙うと、最初はまちがいなく6dBまで増感された状態になります。ここで、カスタムダイヤルを有効にすると露出調整が出来るようになります。

カスタムダイヤルを有効にしたときが露出の基準値になるので、この場合は

となります。

露出その2(オート併用パターン)

エンディングなどでの激しい白飛びを抑える方法です。ただし、これを使うと意図しない場面で露出が変わってしまうリスクがあります。

まず、オートで露出が上がりすぎないようにAGCリミットを入れます。もちろん好みですが、60iなら3〜12dB、30pなら0〜6dBといったところです。距離にもよりますけどね。

そして、白飛びに対応する感度の調節は、ピクチャーコントロールの「明るさ」で行います。0〜+2のどこかで問題ないと思います。あとはTvモードにしておけば基本それだけです。

シネマルックフィルター

ポップおすすめ。スタンダードは私が試した限りだと綺麗に色のバランスが揃う設定が見つかりませんでした。見つけた人いたら教えてください。

補足

私も試行錯誤ですが、逆風で煙が来ているとき、追い風で空がクリアなとき、またミュージックスターマインなどある雰囲気を持った花火の時で設定を変えていきたい。

色々な花火動画ファンとよい意味で競争したいと思います。


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これまでの花火観覧記

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