2012/鎌倉花火大会

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パクリ、よくない。

道中

古都、鎌倉。

江ノ電もあと数時間後にはギュウギュウ詰めの大混雑になるわけですが、この時間はまだ平和なものです。

街のいたるところにプログラムが山積みになっています。立派なプログラムです。

由比ヶ浜、材木座海岸を一望、、、いや少々見えないので一望とは言えませんが、本日の会場です。例年、向かい風の花火大会という情報を得ていたのですが、今年もまた向かい風です。残念。まあこればかりはしょうがないね。

さて気になるのは台船の位置。私は浜から400mぐらいを想定していたのですが・・・

え?そこなの?こりゃまた随分遠いね。実はその理由は後で分かることになります。

ちなみにこの青い画面ですが、これがWB4000Kの見え方です。随分極端に振っていることがおわかりいただけるかも。ところでこの夏、複数の雑誌で見た花火撮影テクニックではだいたいWBを太陽光にセットしろと書いてありますね。ありゃりゃ、そうなんだ?前機種のCX500Vからいろいろ試したあげく今の設定なのですがもしかして、異端児かもです。

それでまあ、レーザー距離計なんてものは持っていませんから、徒歩で端から端まで歩いて台船の位置を確認しました。メイン会場の協賛席があるところからは800mくらい離れています。

撮影

匠の花火

一部、誤植っぽい表記もありますが、とりあえず公式プログラムのまま転載します。

わたくし個人としては、紅屋青木煙火店「銀芯銀ヤシ入青緑紅」が一番印象に残りました。この玉で星が二度変化するパターンは初めて見ました。

10号玉

プログラムの「1景 ようこそ鎌倉へ」の終盤で上がった尺玉です。この静止画切り出しをした八重芯がもうあまりに美しく、また抜群のキレでした。ぜひ動画ダウンロードしてみてくださいね。

スマイルJAPAN ワイドスターマイン

ケムリを避けて横方向に陣取ったおかげで、ワイドスターマインだけどワイド感がありません。そこは脳内で補完をお願いします。

でも私が今日一番気に入ったプログラムです。

上の方で、なぜ台船がこんなに離れているのか、という事を書きましたが理由は水中花火をやるスペースを空けることと、もうひとつ。このように陸地に向かって斜め打ちをするためだったんですね。

自分の方に花火玉が飛んでくるのだから、迫力あったと思いますよ。すぐに煙が溜まってしまうのが残念なところですけど、自然には勝てない。

画面キャプチャーでは分かりにくいですが、水色の星が見えますかね?本日の担当煙火店であるマルゴーさんの鮮やかでバリエーション豊富な星は見事でした。

最後は彩色千輪(鮮やか!!)

・・・に、上かぶせしてさらに千輪!これ横から見ているからこんなですけど実際はワイドスターマインですからね。う〜ん、正面からも見たい!

チョコラBBスパークリングコーナー

これ、1社スポンサーの花火で、5号15発、尺玉2発とプログラムには書いてありますけど、普通にみているとスターマイン。しかもチョコラBBスパークリングのイメージ。炭酸のはじける感じを、「〜〜群声」のような音でやるのかと思ったら、それはしっかりと動きで表現されていました。

天空海華【テンクウカイカ】

普通だったらこれでフィナーレでもおかしくない、銀の連打!これも斜め打ち。今回、1キロくらい離れたところから見ていますがそれでも迫力充分!

水中花火→対打ち→ありがとうのはな スターマイン

お待たせしました、鎌倉花火大会といえば水中花火。

逃げて〜〜〜

はやく逃げて〜〜〜〜〜

個人的にはこの動画が一番のお気に入りです(笑)。

しつこいようですが横から観覧しているので重なって見えますが本当は対打ちです。

美しい時間差発光。

いままで、青→赤の変化は見たことありましたが、緑→橙、青→緑/赤などバリエーションが増えてた!すごい色の交錯。極彩色じゃ!

その他

突然ですが、プロとアマチュアの違いってなんだと思いますか?機材?作品の品質?いろいろ意見はあるでしょうが、私の意見はこうです。

何が言いたいかというと、フィナーレうまく撮れませんでした。。。。。。。。。。。。

代わりといってはなんですが、余興として多重合成によるスチル写真もどき動画を作りました。

場面としては「水中花火から5号10発、7号5発、10号5発」です。

ほら、何となくスチルっぽいでしょ?どうやって作っているかというと、64コマ(2秒強)を重ねて明るい部分をつなげています。ですから純粋な長時間シャッターとはちょっと計算が違うんですけどね。

当然、カメラを動かすとこのようにぐいーんと伸びてしまいます。

本当に余興なので、あまり突っ込まないでください。この合成の仕方をするのであれば、露出も通常の動画とは根本的に変えないとダメみたいです。


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これまでの花火観覧記

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