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パクリ、よくない。
くずうフェスタは不思議な花火大会である。この時期に開催され、しかも結構な玉数が上がるのでとっても貴重。しかも栃木県っぽい保安距離で接近戦を挑むとなかなか楽しませてくれる。が、北関東にありがちなプログラム構成、何が何でも同じことを繰り返さなければ気が済まないといった構成でとにかく飽きる。
ずっとさかのぼった最初の観覧記でも同じことを書いているので間違いなかろう。
そんなわけで、これに来たあとはだいたい「もう当分いいかな」なんてお月様に向かってささやいているのに気が付くとまた来てしまっているのである。で、まあそれじゃああまりにも芸がないという事で今年は変則的な訪問となった。
まずレンタカーを借りた。しかも同行者がなんと、花火的な意味で国際的(グローバルと読む)に有名なウォーターメロン氏である。道すがら数々の貴重なお話を伺うことができた。
うらやましいだろ。
くずうフェスタ 不動のミュージックスターマイン といえば「新井屋の味噌まんじゅう」である。ちょっと早めの時間帯についてしまったので「新井屋の味噌まんじゅう」のお店に立ち寄る。
「新井屋」では「味噌まんじゅう」は味が2種類ある。どっちもおいしい。また、「味噌まんじゅう」以外にも様々な甘味を取り揃えている。
通信販売もやっている。個人的にはこの写真にもあるふずりながお気に入りである。随分宣伝した。なに、礼は要りませんので今後ともくずうフェスタへの協賛をお願いします。
そんなん、食わないと分からんやん?ということで、お買い上げ&店内で食べる(テーブルとイスあり)を繰り返し、プログラムを見ながら予習にいそしむ。あ、このプログラムは本部に行くともらえるんだけどなかなか本部が開店しないんだよ、係の人は別のところにいたらしい。
ドキッ男だらけのおやつタイム@新井屋
が終わったらロケハンを開始。水が張られている田んぼを中心に訪問。この向こう側から花火があがるんよ。橋よりももっと向こう側が花火打ち上げ場所です。
ところでここ葛生は水田よりもむしろ畑が多いんだなあ。という事で麦畑。個人的に麦畑にはなじみがなかったのでとても新鮮に感じた。向こうからナウシカが歩いてきそうな金色夜叉である。
メイン会場の反対側、いわゆる「裏」がこのように畑はたけときどき水田という構成になっており誰もいない農道は落ち着いて観覧もしくは撮影するのにぴったりという事を今回学んだ。我々(私とウォーターメロン氏)の他にもロケハンに訪れる人がちらほら。
これは裏側から、花火の発射筒とその向こうにあるメイン会場を望遠レンズで撮影したところ。メイン会場は堤防の上なので、筒が設置されている場所よりも上から見下ろす感じになる。つまりメイン会場から見るとド迫力なのだ。最初に来た時うっかりそこから撮影したために、はみ出しはみ出しアンドはみ出し動画になったのもいい思い出である。
会場付近は両側から山に挟まれているために風の動きが読みにくい。おやっ?あれは・・・
鹿やんけ!へー、こんなところにもいるんですね。関係ないけど、最近の畑には鹿よけの電線が張られていることが多いが、幼少の頃わりと田舎で暮らしていた私に言わせるとあれはあぶない。よそ者や鹿についてはどうだか分からないけど、地元の子供らにとって大変に危険だと思うんだがなあ。
なおもロケハンは続く。ハイキングコースっぽいところを歩く。ちなみに写真を撮ったのは下りで余裕がある場所。ハァハァゼェゼェ言いながら登ってるところの写真はありませんので、しんどいのが嫌いな人は来ない方がいいです。
しかも、この先に見通しがいい場所が果たしてあるのかないのか、全く情報がない中でとにかく登り続けるという苦行。
出たーーーーーー。なんと、想像以上に開けた場所があったのでした。歓喜してはしゃぐ私であったが後ろから来ているウォーターメロン氏はしんどそうであった。「やっとハイキングが終われる・・・」
一応、解説しておくと、中央にまっすぐ横に走っているのが堤防道路すなわちメイン会場。その手前の右側、水がはってある田んぼの後ろにいつも撮影隊が群がっている。路駐多すぎだろよ、警察屋さん点数稼ぎのチャンスやで!(あ、田舎だからそもそも駐禁じゃないのか)そしてメイン会場の奥側の、緑の中に点々とある白いものが花火の打ち上げ筒。さらに左手奥の方がさっき麦畑やら鹿やらを撮影していた場所。
車の通れる場所まで戻ってきた。ちなみに、ここ空でも花火は見えるが周りが木に囲まれているので風景としては寂しい。土嚢を運んできてこのアスファルト上に薄い水たまりを作ればいい絵が撮れそうに思う。
三脚が群がっている場所にやってきた。
フハハハハハ 下々の者どもめ・・・!
結局、どこから見るかは、その時の風向きと相談ってことでいったんロケハンは終了、ウォーターメロン氏の呼吸が整うまで周辺の公園とかで時間をつぶす。
で、夕暮れになったのでまたあのハイキングコースを登る、、、予定が、ショートカットしてやろうと色気を出したら道がなくなってしまい、文字通り道なき道を突き進む羽目に。
正直すまなかった。
これは、さっきの麦畑あたりにいる人から送られてきた写真。山の上の方でピカピカ光っているのが私である。
ページをわけました。
よし、もう当分こなくていいな!(お約束)
フィナーレ後のケムケムの中、せっかくなので佐野の夜景を撮影。そしてこの後荷物を担いで山を下るわけなんだけど、ずっと肌寒い山の斜面、不安定な足場で突っ立っていたらこちらもお約束の腰痛を発症してしまい、降りるのにものすごい難儀した。そうそう、街灯なんかまったくないので、自分で足元を照らすものを忘れずに。鹿がいる程度の山ですから他にもいろいろいるかもしれません。
とにもかくにも、花火そのものよりロケハンで楽しんだかもしれない、くずうフェスタ。
その後は、佐野ラーメンの店で10人ぐらい集まって反省会。地元に資金を還流させた(つもり)。
ちなみに中央にあるのが、ウォーターメロン氏がオーダーした特盛り。右が普通サイズだがこれ、真上から見てて分かりにくいけど、器の深さも特大だかんな、なめたらあかんよ。ウォーターメロン氏は胃袋もグローバルサイズであるという事が分かったのでありました。
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このサイトの別の場所に行くには以下リンクからどうぞ。 これまでの花火観覧記
少し古いですが、撮影に関する機材や設定の情報