花火撮影に適したビデオカメラ

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パクリ、よくない。

20万円以上する業務用のカメラはよく分かりませんが、10万円前後で予備バッテリーなど一通り揃うレベルのカメラで花火撮影に適したものはどれでしょうか?

自分で撮影したり、人が撮影したものを見たり、その他色々な情報を集約したところ、私個人としては次の2機種を現時点ではおすすめします。どちらがいいかは一長一短。ここから先はあなたの撮影スタイルの世界よって選ぶとよいでしょう。

CANON iVIS HF G10

もうこれしかない。15万円以下なら自信持っておすすめ。このカメラ、花火撮影に必要な

を相当高いレベルで達成しています。これ以上ビデオカメラに求めるなら30〜40万円用意しろ!というレベルになるでしょう。その注目ポイントを列挙してみると、

昨今のデジタル一眼動画に対抗できるのはこいつしかない。(確信)対決が楽しみです。といっても、30pでも十分動きを捉えられる花火については、デジタル一眼有利ですけどね。

この先は旧記事です。

CANON iVIS HF S21

花火のような点光源でも発色がよく、設定もかなり細かくできます。特にゲインリミットは花火撮影には大変都合がよいでしょう。虹彩絞りとグラデーションNDによって花火の「星」をきれいに映してくれます。また液晶モニタも92万ドットを確保しており、ピント合わせも楽です。

残念なのは広角端でも43mmという画角。花火撮影にはかなりの苦労を伴い、歪みの大きいセミフィッシュアイレンズを選択せざるを得ない状況も多くなるでしょう。

Panasonic HDC-TM750

HF S21以上にこってりした色合いのTM700は花火撮影には強力な武器になるでしょう。3MOSが効いています。またPCで加工する人には60pモードが使い勝手がよいと思います。HF S21の弱点であった画角も、こちらのカメラなら35mmスタート。

こちらの弱点はHF S21とは逆に、光る点に「X」字型の光芒が出ることです。初めからそういう効果を狙っているならかまいませんが、あまりに出過ぎるのでうるさい感じは否めません。もう一つ、液晶モニターが貧弱であり、ピントや露出が狂っていても気づきにくいというのも困りものです。


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