2012/神明の花火(撮影終盤)

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パクリ、よくない。

テーマファイヤー「絆 やさしさの光につつまれて 〜祈・鎮魂と復興〜」

ハートの型物ですが、時間差発光のエッセンスを取り入れていて音楽と合わせるとなぜか逆に素朴な感じがします。

美しすぎる葉落が、黄・紅・緑と続いて、目が覚めるような同時発光から、おだやかな時間差発光に続きます。

うまく言えないが、このまぶしさと広がりで何かが変わったような。

サビは、静かに、豪華に。この後の柳は6度変化で文字通りレインボー!

動画だとちょっと撮影がぶれてる。しょうがないね。だってカメラ側のモニターほとんど見てないし。視界の端にとらえて何となくアングル調整している程度です。

だからセンターもなんか狂ってますよね。

言い訳すると、打ち上がる前の明るい時間帯に、センターになる目印を三脚側につけているんですけど、この日はあ花火見てる最中に前の席の人が誤って私の三脚にぶつかったんですよ。それでその目印ごと方角が狂ってしまって、事前に合わせることができなくなったんです。花火が始まるとさっき書いたようにもうモニターほとんど見ていませんから、こんな状態というわけです。

この釣り物も、なんでこんなきれいなんだろう。ただの銀じゃないんですよ。むしろプラチナ。ありゃあ何か細工しちょるで。静止画だとただの白なので、ぜひ動画で、できればどこかのマルゴー担当の花火大会で。

そしてこの辺でカメラアングルがぴよぴよ状態。サーセン

だがしかし、なんと曲は2コーラス目に突入。おお、この流れはフルコーラスくるのか!!よしこの1番の流れから学習して撮影ガンバレ、自分!

お待たせしました!マルゴーの和火ストップモーション千輪!たまたまですが、でっかいハートに見えますね。動画でもはっきり確認できます。残念ながら、風がけっこうあるので、ストップモーションかというとだいぶ流されてるんですけど。

どこ切り取っても絵になるなあホント。これ下の方をしっかり撮ろうと思ったら予想外の所に来て上が欠けてるというのはスルーしてくださいお願いします。

これ幸せがやってくるところです。曲や歌詞とのシンクロ具合が、ずば抜けてた。これが本当に花火なのかと。

まるで筋肉バスターと筋肉ドライバーが合体したような衝撃

あるいはDIOが時間を止める感覚を掴んだときに言った、歯車がかみ合った感覚

2周目のサビ。ここで、自分がいる席からの撮影では上下をおさめることは不可能なのが分かっていて、じゃあ上を捨てるか下を捨てるかという究極の選択でしたが、私は上を捨てました。

たぶん、その賭けには勝ったと思います。でも、ちょっと下の余白が大きすぎますね。なかなか難しいものです。本当に。

この辺からもうトリハダ状態。左切れてるけどw

ここから最後のパートです。花が咲き乱れる!!!

だから、鎮魂と復興がテーマのこの花火で、最後の最後に花が咲き乱れる場面が現れてガラにもなく感動してしまいました。

会場、総立ち(いや立ったらアカンから立ってないけど)。たぶん、トリハダが総立ち。

見て感動だけど、会場の歓声もまたすごいです。

終わったとき誰もがこれを「フィナーレ」と錯覚したはず。それくらい完成度が高かった花火です。

打ち上げ装置のトラブルもここには影響も無かったようで、よかったよかった。

2尺玉

本日4発目の2尺玉。なんと八重芯です。八重芯だから、ちょっとだけ盆が小さいなあと思いました。だけどテーマファイヤーとグランドフィナーレの間の箸休めにしては豪華すぎるぞ。

でも、ちょうど余韻があってよかったです。

グランドフィナーレ

数ヶ月前に、ツイッターでこんなツイートをした。

またガンダムUCのサントラを聴いてしまった。
Unicornホント良い曲だ。
可能性の獣、希望の象徴っていうキーワードもいい。
これでミュージックスターマインまじでおねがいします。

そしてグランドフィナーレのイントロが始まった刹那、電撃走る(アカギ風)!うおおおおおおお。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!

興奮&昇天のあまり、以後のことはよく覚えておりません(真)。

カメラの向きがおかしいのも全部そのせいです。

だが悔い無し。

四重芯光露でスタート。いやあ、しびれる。中心の光露がかぶっているので三重芯っぽく見えますが、四重芯です。

と思ったらまたキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!今度は対打ち!!これも、画像を重ねている関係で三重芯に見えますが四重芯です。動画見るとはっきり分かります!

この曲の一番の盛り上がりポイント。またトリハダ(;´Д`)

勢いをつけてどばっどばっどばっと射出されるトラがビームマグナムのように私の脳髄を破壊していきます。

このトラも、神明恒例(?)の「だめ押し」が効いてる。もはや抵抗する気もなく、脱帽、白旗である。

ん?そこまでのトラに見えない?そうですね合成してますから。ということで、合成レベルを最小限にしたものがこちらです。

多分手前に映っている観客の何割かは私と同じように理性を破壊されてトランス状態になっていると思われます。

先ほどのマルゴー担当のテーマファイヤーともまた違う、齊木煙火本店担当のグランドフィナーレは華やかにしてクール。

なんなのこれwwwすごすぎワロタwww

要所要所では力強いのが来ます。ガツーンと来る。

上も下もガッツリ使って視界を埋め尽くしにかかってこられた。いやもうこれはフレームアウトも致し方ない。トランス状態の私に、まともなカメラ操作ができるわけもなくおかしな感じになっていますがご了承ください。

そしてまた色がすごい。もう何度書いたか分からないが何度でも書く。星の色がすごい。よっ、日本一!と言いたくなる。

で、今はちょっと冷静に見られるのだけど、冷静に見るとこのように打ち上げミスがちょくちょくある。これは言わずもがな左が欠けてます。あと色がずれているものもありました。

もし、この場が競技会ならば、きっとこういうので減点されて、高得点は取れないのかもしれない。しれないが、そんなの問題ではないという説得力がこの花火にはあった。素晴らしい。感動させる花火。

彩色千輪+彩色トラ。

撮影がヘタすぎるorz いや、もうほとんど無意識にパン棒握ってるだけで実質撮影してないけどさ。

齊木煙火本店さん!もう1回打ち上げて!お願い!

途中の、静かなパートで、冒頭の四重芯に続き今度は聖礼花+聖礼花対打ちによって冷静さを完全に失っているカメラ操作(笑)。

上段の大玉が開ききっていないのに下段のトラを撮りにいったんですねえ。ここは難しいところだね。どっちも正解のような気がする。あの状態でよくもまあカメラ動かしたねw

左右バランスがおかしいのは完全にミスだけどね。

ラストに向けて怒濤のラッシュ、色の洪水!

見ての通り、上段もすごいんだけど。下段では、色も形も豊富なバリエーションの玉が次々に上がって、ああもう何が何やら、でもイイヨイイヨー。すごくいいです。たまらん。

どがーん!色の洪水のラストはひときわ明るく輝く尺の対打ち。

これで、とどめを刺す!みたいな感じで、その通りにやられている俺。いやイントロの時点ですでにやられていましたけど。

と思ったらまだあった!

音楽もフィナーレのパートになり、この90分とは思えない濃密な時間・空間の余韻とも言える大トリは錦冠菊の連打(光露付き)。

ここで観客が次々と昇天していくさまが見事に動画におさめられています。ぜひお楽しみください。ちなみに私はイントロの時点で昇天しています。

この曲の最後はわりとおとなしく終わるので、最後どうなるのかなと思っていましたがこう来ました!

といっても、画像ではまったく分からないと思います。音です。音。

まるで催眠術から覚ますための合図のような、我に返るための儀式だったのでしょうか。もうとにかく最高すぎる。本当にありがとう。

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