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パクリ、よくない。
HF G10で撮影した動画を元に、
しています。重み付けしているので単純な明合成でもありません。もともと、花火を撮影し始めた頃から、合成は時々やっていますしね。
合成画像の作り方をまとめたので、興味のあるかはどうぞ。
そしてここで使っている画像はさらに色とか明るさを自由奔放に加工しています。なのであくまで参考にしてくださいね。
今回はソフトフィルターは使っていません。結果的には、残留した煙が程よく光を拡散させるのでソフトフィルターは不要でした。
後方の遠くにあるスピーカーから、小さく聞こえてくる音楽を少しでもとらえるために、内臓マイクにしています。ついでに、内臓マイクの低音強調モードにしています。
ちなみにこの、音が聞こえにくいという問題はきちんと認識されていて対策を考えてくれるらしい。さすが長岡だぜ。
動画はありませんが、打ち上げを開始する前に黙とうがありました。長岡空襲の犠牲者そしてこの日の直前にあった豪雨での犠牲者を悼むためです。
すると、私の修理だけでも数百人はいるはずの河川敷が本当にシ〜ンと静まり返りました!
これだけで鳥肌もんですわ。宴会にしか興味がないバカはここには居ないということが証明されたわけで、なんとも素晴らしいことです。動画生データはありませんが、Youtubeにアップしていますので静まり具合を確認してください。
https://www.youtube.com/watch?v=QctjPW4-JC8
長岡に来る前は、長岡のプログラムを見て、ベスビアスとか超大型とかミラクルとか、まあとにかく形容詞が大仰なものばかりで、そんなわけないじゃんとか思っていたのだけど現地で見てわかった。これはやばい。超大型でベスビアスでミラクルだ。
だいたい、どんなスターマインでも尺玉が入らないと気が済まないのだろうか(笑)といった感じでとにかくでかいのである。
このプログラムはそれがワイドでずずーんと迫ってくるわけです。ちなみにこのときつけているレンズはセミフィッシュ、16:9の横で換算19ミリぐらいのはず。
まあ正直に言って8/2の野村天地人が見たいじゃないですか。と、思う人がいっぱいいる中でのこの日。8/3は小千谷煙火とアナウンスされていました。私は小千谷煙火の花火、ってぜんぜん見たことがなかったので興味津々。
なんかのテレビ番組で、トラの試打が映っていて、それがまさにこの場面。えー同じじゃん(本番はもっと豪華にするかと思った)。と思った矢先に、上空に三重芯の対打ちがさく裂して「おおーっ!」と。驚きました。
野村天地人では冒頭に四重芯の対打ちというのがお約束ですが、整った三重芯をぶつけてくるとは。小千谷煙火の心意気ですね。
これは誰かの受け売りなんだけど、長岡の花火(というか新潟の花火業者)はわりと昔ながらの打ち上げが多く、野村やマルゴーのようなニュータイプ的打ち上げはあまりやらないとのことなのですが、この天地人がそのニュータイプのマルゴーから地元業者にバトンタッチされたということであきらかにほかのプログラムの打ち方とは違う、新しさを感じさせるものになっています。
玉名はよくわからないけど、昨今のトレンドと(観覧のベテランに)言われている変化星を多用した玉が数多く上がり、あとトラの使い方。見ごたえありました。
ちょっと煙のはけるスピードが遅く、滞留気味になってしまったのが残念。
どかどか打ちと思わせておいて、玉のバリエーションがすごい。これはぜひ動画で見ていただきたい。
時差式きたこれ!天地人でも同じものが上がっていましたが、このように間隔をあけてゆっくり見せてもらえるとありがたい。
このプログラムは長岡の花火でよく映像が引用されるやつですね。まるでカメラテストのように5色の花火が上がります。
お待ちかね、フェニックス。今まで、何度となく、そして何人もの人が撮影したものを映像で見て想像(妄想)を膨らませていたフェニックスをついにこの目で見ることができる。
とはいえ、最初に座席の位置を確認したときにかなりななめ、というか真横から斜め後ろを見る感じになるなあというのはわかっていた。変な話、思った通りのアングルで上がってきてちょっと笑っちゃった。
ところでフェニックスといえば錦カムロ、銀カムロの連打のシーンが有名ですが、前半はこんなにもデザイン豊かなパートがあるのですね。去年の動画を見たときに八重芯一斉などがあり、前半にも期待していたところです。見事、期待に応えてくれたフェニックス。
すごいなこれ。やるやると聞いてはいたが、ここまでやるか!
うわああああ。これがその八重芯一斉打ち。今年も来ました。
錦カムロ連打からのフィニッシュ。見ればわかりますが、フェニックスあたりから風がやや強くなり、煙をスムーズに運んでくれた。やっぱり日ごろの行いが(略)
あれ?3尺ってこんな小さく見えるのか・・・というのが印象。しかし、体に響いてくる衝撃波はさすが3尺!
それと煙が邪魔しちゃいましたね。残念。なお、この後もう1発の3尺玉があたのですが、そちらのほうが濃い煙に覆い隠されて、今年は3尺はコンディションがよくない年だったみたいです。
この日、最も期待していたプログラムはもちろんこれ。マルゴーのこの空の花です。この画像では全然わからないでしょうが、中央の花火(玉名不明)があまりにも凄すぎて声を失った。
そして、この空の花、ちょっと玉の上がる高さが他より高くないか?カメラアングル失敗しちゃったよ。もうちょっと上に向けてあげればよかった。でも、このあたりすでにもうカメラのモニターを見ておらず花火に集中しているため、修正されないままです。サーセン
現場で見ているときに、すごくきれいな水色の星だなあ〜〜〜と思ってみていたのですが、なんとかカメラにも水色がおさまってくれました。これはラッキー。水色の花火を撮影するのってすごく難しいと個人的に思う。なぜ今回うまくいったかは不明です。日ごろの行い?
でも上が切れているのが悔やまれます。
さすがに、この重量級のプログラムでは煙が滞留してくるのもある程度はやむを得ないか。しかし、風が動いてくれて、画像を見てもわかる通り右半分はほぼクリアーな状態で見ることができました。
いわゆる長岡のスターマイン的な打ち方とは明らかに違います。この画像の少し後ですがラストがポカ物で終わるあたり(でもちゃんと締まる)、スターマインの構成力っていうの?すごい。
ヨネックス!
ヨ ネ ッ ク ス !
ヨ ネ ッ ク ス !
フェニックスが中盤に移動したということで、じゃあトリはどうなるんだということでしたが、尺玉100発が来ました。初見だったこともあり、打ち上げに完全に翻弄されてカメラワークがグダグダですが、このボリューム!
フェニックスでなくともフィナーレに十分なものでした。
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少し古いですが、撮影に関する機材や設定の情報