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パクリ、よくない。
HF G10で撮影した動画を元に、
しています。重み付けしているので単純な明合成でもありません。もともと、花火を撮影し始めた頃から、合成は時々やっていますしね。
合成画像の作り方をまとめたので、興味のあるかはどうぞ。
そしてここで使っている画像はさらに色とか明るさを自由奔放に加工しています。なのであくまで参考にしてくださいね。
純正ワイドコンバージョンレンズを使っています。35mm換算で24mmです。また、いつものソフトフィルターを使っています。
露出はどこかで0.5段ほど上げています。が、どこだったか自分でも忘れてしまいました。
わずか30分の間に25発の10号玉が打ちあがりました。しかも内容が濃いったらない。すべて玉名つきで、もちろんその名前に恥じないスゴスギな玉が上がりました。花火師は、日本トップといっても過言ではない野村花火工業。あたかも野村花火ショーケースのような大満足の空間でしたね。
セレクションと言ってますが半分以上入ってます。Youtubeに全部上げといたので興味のある方はそちらもどうぞ。
びっくりしたわ。いきなりやぞ。しかも、名だたる花火競技会ならまだしも、言わば「ガルパンまつり前夜祭の余興」みたいな位置づけですよ?この日は簡易椅子に座っての観覧でしたけど、めまいがしましたね(笑)しかも配色が、最近の野村さんでよく見るやつとはちょっと違いましたね。
去年の赤川花火大会の10号玉で優勝をさらったときのあの玉ですね。肉眼で見ると青い部分はあまり目立たずにイルミネーションがチカチカしているように見えます。
こんなに芯が整った五重芯ひさびさに見たかもしれない。いや、っていうか五重芯自体めったに見られませんけどwww ちょうど玉の合わせ目を断面を横から見ているのかな?なんか断層みたいなのが見えますね。これは詳しい人に解説をお願いしたいなあ。
プログラム見たときに、普通よく見かけるのは「変化菊」なんだけどこれは「変化牡丹」だったんですよね。だからこれきっと普通の四重芯とは違う何かが見られると思ってたんですが、やっぱりすごかった。
内側から順番に、同系統の変化をする多重芯。去年、綾瀬の花火大会で見たファイアート神奈川の八重芯を思い出しました。明るく光るので、私の印象ですが齊木煙火本店の光露で終わる四重芯を思い出しました。色は菊屋小幡花火店の青を思い出しました。なんて書いてますが、ひとつの花火をある切り口からだけ見るとかつて見た玉が想起されるっていうだけで、これはもちろんそのどれとも違う、色の変化のタイミング、形、そして親星だけ紫が混じるという細部にこだわるオシャレ、実に美しい・・・そんな珠玉。どこか遠くで拍手がわきました。(周りに人がほとんどいない。)
今日は千輪あまりなかったですね。横から見ていましたが、これもしメイン会場(風下)で見ていたらいい広がりをしたんじゃないかな?
彩色八方はもうおなじみですが、何度見てもいいですねえ。黄色、水色、ピンク色というこの組み合わせがいいです。
ところで、同じ10号でも盆の大きさって色々ですよね。ちょうどいい画角に収めるのは本当に難しいです。運の世界。
こちらは野村カラーの四重芯です。たぶん。四重芯何発出てくるんだ。ありがたや、ありがたや。
これ。静止画に加工するとなんだか味気ないけど、動画で見てください。めっちゃきれい。この辺からもうすべての玉がベスト盤、クライマックスシリーズ。点滅の使い方がまた効果的なんだ。
百花園っていう千輪系の花火、ホソヤエンタープライズが時々打ち上げているのを見たことがあり、そのせいもあって、ここはそういうものを想像していた。その結果。
笑うしかない。(動画みてください。)
これを実現するには、星の燃焼時間をN分割して色の変化を設計し、N個の層になるように火薬を塗って行く。しかもそれが均一になるようにしなければならない。そして火がつくタイミングも。そう考えるとすごい技術だわ。
虹の華、という超有名な玉のバリエーションです。虹の華はとても好きな玉のひとつなのですがこのバリエーションも素晴らしいッス!
その虹の華と似たような構成と言えなくもないけど、目で見ると全く別の印象を受ける。脳内でコマ送りにすると一瞬、磯谷煙火店の光の宝石にも見える瞬間があるけど全体の印象は独特、オリジナル、ユニークです。これ見応えあるぞマジで。私ですらこれだから、ガチの花火マニアは狂喜乱舞でしょうね。
今日も多用されている、濃い青をベースに、紫と緑でアクセントを加える変化する星。この色の組み合わせはマルゴーが得意の変化星シリーズでよく使うのですが、野村花火工業はいまここに黄色という配色を追加しています。といっても、現場で見たときは目がついていかず、黄色ではなく白またはグレー(?)に見えたのですが写真判定すると黄色ですね。
そしてこれを見るとどうやら星の燃焼を8分割して設計しているように見えますがどうなんでしょうね?もしかすると16分割かもしれませんね?まあよくわかりません。誰かインタビューする機会があったら聞いてみてください。
カムロ系もいろいろ上がったのですが、この日は見てのとおり風が強くて長く垂れさがる花火はけっこう乱れていたんですよね。その中にあって丸さが目立ちました。最後の点滅もいい感じです。
なお、これではありませんが冠系はそのまま海に着水するほど長〜〜〜く光っているものが多くありました。画面からはみ出ていたので映像には残っていませんが、あれはいい余韻だった。
本日最後の四重芯。これも決まった。
この花火大会の見どころは、10号玉なのはもう間違いないと思いますが、そうはいってもスターマインにもいいものがあったので残しておきます。
ガルパン的な花火。
10号を見るたびに「ハッ」としてばかりいたので、こういう、玉は小さ目で小気味よく上がるスターマインが挟まるとちょうどよい箸休めみたいでよかったです。といっても、上がるものは野村クオリティなんですけどね。
同じような名前のやつをイケブンが上げるのを見たことがあったので、そういうのかなと思っていたけど、やっぱり違った(笑)。
この写真にしている玉、去年の常総きぬ川花火大会で見た記憶があり、色使いの素晴らしさにウホウホしていましたがまた見られた!最高。これ以外にも、いつもの野村玉たちがたくさん上がっててニンマリ。
ちなみにこの玉の色は、青 → 青赤 → ピカピカ の3段階に変化して見えます。静止画にしてみて、赤の先も銀になっているのだけど点滅するのは青のほうなんだと理解。動画で見ると絶妙のタイミングで切り替わるのでなかなか分からない。不思議です。
あ、パステル系?と思うやいなや、右側にギュイーンと曲導が見えて、あっいかん大玉混ぜてきたよ!とカメラ操作に走ったのでこのパステルあまり記憶がないorz
銀だらけ。合成写真としてはかぶせすぎた。
彩色千輪と彩色八方。これがフィナーレと分かっていて、この頃にはもう充実感あふれまくりでした。
これにて大団円。
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少し古いですが、撮影に関する機材や設定の情報