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パクリ、よくない。
https://www.youtube.com/watch?v=BJk-Kl7Z4lM&index=12&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
さっきから神明の話題ばっかりですみませんが、この「にじいろ」も神明で大絶賛されたプログラムの土浦バージョンになります。これは同じ会社が手掛けますので、構成もだいたい同じ感じだろうなあと予想はできました。
出だし、先ほどの野村花火工業のネオンカラーから一転、鮮やかなレインボーが鮮烈。めっちゃ色が濃い。会場が 「!?」 「!?」 「ざわ・・・」 となっているの聞こえますか?
画像はつけていませんが、泣き顔がバージョンアップしているなど、芸が細かい。誰かの神明のレポートで、泣き顔なのに「怒った顔」と表現しているのを見かけましたが、花火師も見ていたのでしょうか(笑)。今回はより泣き顔っぽい泣き顔になってましたね。
そしてこれは4号の聖礼花。聖礼花はパステルの燃焼がある程度長い時間続く大玉でこそ映えると思うので、小玉ではどうしても厳しい。枝の数も増やさないとスカスカに見えるし・・・。神明版では10号虹色グラデーションが入ってるんですが、う〜ん4号か、4号制約か〜。
で、これも聖礼花ですがさっきと大きさ違いますよね?どういうバリエーションがあるのでしょうね?分からない。
その下には、パステル点滅が見えます。これもかなり目立つ黄色です。パステル点滅といえば加藤煙火が有名ですが、そちらパステルは、ピンク・黄色・水色 に見えますがこちらのパステル点滅は、赤・黄色・水色 に見えます。面白いですね〜。
タイトルは「にじいろ」ですが、このパートは全面的にパステル推し。歌詞を聞きながらだとよくわかります。合わせてます。
この後にもパステルが出てくるところがあるのですが、そこはレインボーでもよかったかな。ちなみに神明版も再確認してみましたが、こちらはパステルを使わずずっと虹虹虹でした。
そしてここでまたパステルからレインボーにチェンジします。
神明版より徹底的にやっちゃってます。圧倒的ではないか。
そしてこのドヤ顔である。
スマイルパートですが、運にも恵まれ、(゚∀゚ )( ゚∀゚) ( ゚∀゚ )ドヤ! こんな感じで会場大いに沸きました。
この顔ほんま最高。よくあのタイミングで出てきた。おまけに虹色ぐるぐる変化ですよ?神明版はぐるぐるしてなかったから、ここも土浦スペシャルですね。
うーん、ここのパステルはなあ。にじいろのほうが好きですねえ。しかし、緑色も含めて4色ありますね!?まさか虹とパステルのハイブリッドでしょうか?ここまで来ると私の眼力の限界。
ここ、白点滅と虹八方が両方上がっていますが、これも虹だけでよかったかもなあ。神明版だと虹色のブーケが乱れ打たれているんですよね。とはいえ、そのような御託を並べられるのはこの花火大会が終わってから観覧記を書くまでの数か月、何度も何度も再生してみたから。今だからこそ言えますが、生で観覧していたときの現場ではもう感嘆しきりでしたね。
このプログラム、いや、今年の土浦花火大会のハイライト。
にじいろグラデーション変化の雨。会場の歓声を聞いてください。鳥肌もんですよ。神明では別の割物と重なっていたのですが、より、くっきりじっくりはっきりと見せてくれました。これならみんなにわかる。その結果がこの歓声でしたね。
余談ですがNHKの放送のほうでゲストに呼ばれていた宮本亜門さんも驚いていましたね。
ラスト。現場ではとにかくひたすら虹にしては明るすぎるという印象しかないのですが、これもよく見ると、パステルとのハイブリッドのような色ですね?土浦スペシャルということでしょうか?
なお神明版では、ここで10号虹色ブーケの対打ちなんですよね〜。あ〜大玉が使えればなあ〜〜。それだけが残念ですが、個人的にはこれが文句なしの優勝です。
ここは蛇足なので、さらっと読み飛ばしてもらえればいいのですが、数年前の土浦で齊木煙火本店が「匠」の曲でものすごい虹変化スターマインを打ち上げたことがあったのですがこれについて、さる大御所が、ストーリー性のない技巧だけではだめだ的な評価をしていたんですよね。その見地に立ってみれば今年の野村花火工業はまさにストーリー性の無い技巧だけの打ち方で、齊木煙火本店は技巧・ストーリー性ともに優れた内容でなおかつ観客の反応も最高で、これで野村優勝、本店3位とかさすが土浦ふざけんなよと思いますね。まあその大御所は審査にはかかわっていませんが(笑)。あと本店のザラ星がなんぼか地面で炎上していたのでそれも減点だとは思いますけどしかしね・・・。
今年は齊木煙火本店こそが優勝だ!大事なことなので2回言いました。
https://www.youtube.com/watch?v=8Is6o3bppS4&index=13&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
野村・本店・和火屋がひと続きのプログラムだったのですが、3社3様で本当によかった。超満足。ここでトイレに行った人は、あなたは一体、何しに土浦に来たんだと問い詰めたい。
トイレと言えば、私の前方に陣取っているグループの大太り(小太りではない)の人がまあ何度も何度もトイレに立っていましたねえ。で、ご存じの通り土浦の桟敷は鉄パイプでくみ上げた台の上にベニヤ板を敷いている構造なので、人が歩くとベコベコ揺れるんですよね。何がいいたいかと言うと、大太りマジ勘弁。もう本当に席を分けて欲しいわ。宴会用と、鑑賞用と。
千輪と言えば和火屋を外すわけにはいかない。本当の千輪の打ち方を・・・・教えてやる!! みたいなトロピカル千輪大爆破。
https://www.youtube.com/watch?v=Pq87olfKyeU&index=14&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
想像花火については過去に北日本の顔パス優勝、みたいなことを目撃しているので、八つ当たり気味に北日本の型物を素直に評価できない俺ガイルのですが、これは良かったですねえ。近くにいた女性グループがバカ受けしてて、こっちまで笑ってしまいました。人を笑顔にするという意味では、この花火が優勝かも?
あ、個人的な創造花火の優勝はこのパーマが失敗が第一候補、続いて盆栽でしょうか?風鈴の水色もいいな。審査員が選んだ「チャンリンシャン」(←アナウンスがこう聞こえた)は、何度も見ているので選外でござる。
https://www.youtube.com/watch?v=u45Z3itnF54&index=15&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
これ、諏訪湖で見たやつ。これも「紙風船」と同様に、デザイン割物といった体です。これがコンテスト対象なら某菊屋さんの割物はだいたいこれぐらい複雑なのばっかりですけどね、、、。まあそれはおいといて、信州煙火さんにお願いしたいのは、せっかく、いいデザインの割物を開発したのだから、ぜひ普段から見せてほしいです、ということです。果たして、えびす講では何発見られるでしょうか?こうご期待!(って、本当はもう知ってますけど。)
https://www.youtube.com/watch?v=Yn8ZFKJU_XM&index=16&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
NHKの中継で、宮本亜門さんが絶賛していた名プログラム。その絶賛ぶりは亜門オネエ疑惑が出るほど。
点滅ハート。星が細かい!!!赤と青がきれいに並んで正面むきました。つかみはオッケー!
これな。今のところ、この演出を使うのはマルゴーのみ。私はかなり好きな演出です。2分30秒の間に、2回出てくるのですが、もうちょっとタメて1発かましたほうがより印象に残ったかもしれませんね。だけどフィギュアスケートに例えるなら3回転ジャンプを1回にするか2回にするか、みたいなものでもし仮にこの演出が1回だけだったら、今頃観覧記で「2回くらい見たかった」なんて書いているかもしれません。
なお 動画・動画から合成・スチル でそれぞれ全く違った感じになるのがこの花火の面白いところ。
合成だと全然わかりませんが、下から上がっているパステルザラ星が秀逸。1回の発射で3色が重なっています。
合成だとわからんので1コマ切り出し。これは青赤黄パターンですが色違いももちろんあります。別のところにも書いていますが、現場じゃ全然わかりませんが・・・。とりあえずきれいなのは分かる。
土浦のスターマインで内閣を射止めたマルゴーだけに、スターマインのリズム感がハンパない。テンポの良さについては頭一つ抜きんでていると思います。今回は、テンポだけでなく花火のイメージも曲とバッチリシンクロ。これも実に繊細な千輪です。
マルゴー色ですね。これはなんと表現すればいいのでしょう。適切な表現を知っている人は教えてください。横文字の色名が似合いそうですね。そして、明滅が激しいのもマルゴーの特徴。
https://www.youtube.com/watch?v=be9QIKzGVZY&index=17&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
いやあこれもすごいねえ〜。虹色見ちゃった後だからアレですがすごいよこれも。このようにながーい柳の最後がどんな色になるかって、ワクワクしますね。芳賀火工の花火も競技会でしか見る機会が無いのですが、かなり好きな煙火店なので楽しいです。
これも独特の色。中間色を使うだけではなく、その組み合わせで印象に残るかどうか変わってきます。これは印象に残るタイプ。なお、この後 Love and Peace 的な型物がたくさん上がりましたが、技術がすごいのは分かるけど正直普通の割物を見足りないのでもっと見たかったなあ。
これは現地で見ているときに、「!?」となった千輪。何が驚いたかというと、右から左にウエーブしています。これはわざとなのか、狙ったのか。狙ったとしたらすごいですね。斜め打ちはできないはずだし、いったいどういうテクニックを使えばそんな制御ができるのか。偶然かもしれませんが、でも右から左へウエーブして、また右へ戻っていくんですよ。不思議だ。
オラオラこれでもか、さらにだめ押し!の瞬間。この手の演出は、何社かで行われていましたが、これが最高。それは 広がりが大きい 曲に合っている ダメ押しがある の3拍子そろっているから。目の引きどころがうまいです。
これはかなり上位に行くんじゃないか、と思った矢先にまさかの・・・。しかしながら、審査の話を別にすれば、私個人としてはかなり高評価のスターマインです。芳賀火工のホームの花火大会って、何だろう?どこに行けば見られるの?
https://www.youtube.com/watch?v=rb3lda676xM&index=18&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
3D型物といえば田畑煙火。今回は時差式も絡めてきました。しかしそれだけなら今どき特段珍しいものではありません。珍しいのは何か?それは、時差は時差でも2回転すること。星の製造技術がすごいですね。観衆はもっと湧くかと思ったけど、細かすぎて伝わらなかったのでしょうか?難しいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=RvCo7mMiAdk&index=19&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
これも来た!いやこれはきれい!高田花火工業は九州勢として土浦で毎回気をはいているという印象なのです。技術力が素晴らしい。最初に土浦を見たときに高田花火工業の4号三重芯を見てシビレタのを思い出します。そういうテクニカルなところだけでなくアーティスティックな表現でも注目ですねこりゃ。
うひょうなんだこれ。このシーンはもっと評価されるべき。そういや、私個人が秋冬ちょっと忙しかったこともあり、世の写真撮る人たちの土浦花火大会をあまり見る機会がありませんでした。このシーン、誰か撮ってます?
これはテクニカルパート。007は二度死ぬ、高田花火は2度光る。いつかの鎌倉でマルゴーが上げたやつに似ていますが、見た印象としては、ゆっくりはっきりしていて、分かりやすいのではないでしょうか。燃焼時間の調整が難しそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=r1mDrdP3CIM&index=20&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
アルプスもしれっとデザイン性の高い割物を上げますよね。曲が花は咲くなので、花をイメージしたあげ方と見ました。
アルプス煙火公式サイトによれば、かなりたくさんの玉を作って外部に販売もしているのでそりゃあいろいろなデザインがあるでしょう。そしてその一端をここ土浦でお披露目、とまあこのように理解しております。
これは有名な玉!アルプス版光の宝石です。私の観覧記だと、鳥羽とかうつのみやで見ることができます。こちら赤バージョンですがかなり完成度は高いです。
迫力の白色。うむ、そつがない。一点突破型の何かという訳ではなく、前編にわたってそつがなくいいものを見せてもらう感じ。うむ、品評会の雰囲気でした。
https://www.youtube.com/watch?v=WYu9vvGXIZw&index=21&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
土浦花火は長丁場のため、こちらの疲労もピーク。この時間帯になるとよほどすごいものを見ないとインパクト不足でどうしても印象に残らなくなる。と、頭でわかってはいても観覧の時の集中度はそう意図的に変えられるものではない。
何がいいたいかというと、全体の構成をあまり覚えてない。すみません。
しかしこの星はきれいだなー。こうして画像にして、過去に見たものと比較すると「あ、あの時のアレか」なんて気が付くのですが、もともとバリエーションが大変に多い煙火店なので、いちいち覚えきれん。
2度変化もいいですね。個人的には、レインボー変化を見たかったけど、あれどうして使わなかったのだろう。あれはいいものだ。ついでに言うと去年の五彩の華に使っていた連続変化の星が、今年は全く見かけないのも解せないというかすごいね。この割り切りは一体何なんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=e2CDiC9rmn4&index=22&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
これも単に周りの歓声だけで選んだ作品。「超クラゲ」を見よ!
https://www.youtube.com/watch?v=2Z2ZYsQ3trI&index=23&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
出だしがこのように和火和火和火でした。だから、んっこれは少し露出を上げるべき、ってことで上げた次の瞬間
うわあ、なんだこれ。いやこれも一瞬だけのことで、また和火パートが来るはず・・・
うわあ(再)
翻弄されている間に終わった。この、櫛のようなトラの打ち方はなかなか印象的。
https://www.youtube.com/watch?v=1tluBv5eYg0&index=24&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
Twitterなどでは、これを推す声が多数なのだ。うーん、自分が見ていた時はそこまですっごい!って感じではなかったのだが、後で繰り返し再生してみると確かになかなか良いですね。
桜のスターマインといえば、信州上田花火大会の「上田城千本桜」が有名ですが、こちらも基本コンセプトは同様で、さくらをモチーフにした花火を色々打ち上げるというものです。
この曲でだいぶ得してるwwwこれは、花火とマッチングする選曲の勝利といったところでしょうか。
これ聞いてるとみんな何か、それぞれ思い出すものがあるよね。なお、千輪がごらんの通り2色上がっていた模様。気づかなかった!
https://www.youtube.com/watch?v=Kei4bHwQQBA&index=25&list=PL4Vz7mZrGAD137PyPaqT1edYDr_P1lJ1h
テレビ放送のインタビューでは、「驚かせる」という力強いコメントがあったのですが、これは頻出の演出。また、既に画像を何個かあげているように色々な会社がこの演出を取り入れています。
完全に脱線ですが、の、和火の柳がザーっと落ちてきて最後に光る演出とくればやっぱり磯谷煙火店の彩色を見たいなあ〜。
この小ぢんまりとした空間で段咲き千輪を実現。これはなかなかハイレベル。色変化もしている。驚きはしなかったけど。
上の方がきれいな感じになっていますが、実は下の方の色変化の方が、大きく印象に残っています。
先ほどの違うパターンの柳です。絵になるなあ。合成だとこのような明るい緑色で塗りつぶされてしまっていますが、実は開き始めの部分が高速色変化しています。これはスチルでないと合成では無理ですね。
ラストは明るい紅・銀と、青い千輪が重なってしまったのが残念。重なったというか重ねたというか。う〜ん、どこかにサプライズがあったのだろうか、見落としたのかなあ。
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