2014/ふじさわ江の島花火大会(撮影)

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パクリ、よくない。

このページで使っている画像

DMC-GH4で撮影した動画を元に、

しています。重み付けしているので単純な明合成でもありません。もともと、花火を撮影し始めた頃から、合成は時々やっていますしね。

合成画像の作り方をまとめたので、興味のあるかはどうぞ。

そしてここで使っている画像はさらに色とか明るさを自由奔放に加工しています。なので合成画像の方はあくまで参考レベルです。

カメラ設定

今回は、オリンパスM.ZUIKO 9-18mm に、0.8倍のワイコンを付けて撮影しています。4Kモードで撮影すると、GH4は焦点距離1.3倍にクロップされてしまうので、トータルではこれで換算20mm位になっていると思います。

昨年がおよそ24mmでの撮影でしたから、それより一回り広い範囲が映っているということになります。

音声設定

その場では分からず、あとで分かったことなのですが、花火の炸裂するときの音がスカッと抜けるような感じではなく、こもったように聞こえると思います。これの原因はおそらく、カメラ本体側でリミッターかけたせいだと思います。マイク(PCMレコーダー)側でのリミッターをかけた音はきれいに聞こえるのですが今回適用したカメラ側のリミッターは花火に対しては今ひとつのようですね。

本編

Youtubeのプレイリスト

http://www.youtube.com/playlist?list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

いつまで続くか分かりませんが、Youtubeにプレイリストを作ることができるのでやってみました。

また、4Kになって、紹介したいすべての動画の生データファイルを置こうとするといろいろはち切れてしまうし、どうやらそれほど需要もない(悲しい・・・)のでフルHDにコンバートしたものを置くことにしました。

4Kバージョンが欲しい方は個別にご連絡ください。

オープニング

https://www.youtube.com/watch?v=8_ZtcWRH1I0&index=1&list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

おー、これ見るとふじさわに来た〜って感じがするわ。しかし、年々予算がきびしくなっているように思うのは気のせいであろうか・・・。

簡単におさらいをしておくと、左手前と右奥の2つの打ち上げ場所があります。左手前はおそらく4号まで。右奥は海の上の台船で、ここが5号から最大2尺玉までを担当します。これとは別に、左手前の場所につながる堤防の上にはさらに小さな玉やトラなどが設置されています。

光の造形 Art Of Fire

https://www.youtube.com/watch?v=Tcmo9YqlbXA&index=2&list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

いつもはもっと後の方に持ってくる芸術玉コーナーをなんと序盤に投入してきました。これは、赤川で煙の向こうに上がっていたと思われる(笑)、いろんな色の花々です。

ちょっとまあ、レンズを広角にしたせいで、例年よりさらに小さくなってしまいましたが、アーティスティックな玉の数々。2枚目は今年、桑名や常総で見られた、なんとかマタタキ牡丹です。3枚目の万華鏡、伊那火工堀内煙火店の万華鏡は枝がやや少なめなのが不満でしたがこれはビッシリ繁っていて感動。

四重芯を含めた10号のシリーズ。だいたい、観覧記では菊屋小幡花火店がバリエーションが多い多いと書いていますが、こちらの伊那火工堀内煙火店も負けず劣らず、デザイン性の高い割物のバリエーションが多いと感じます。それを、この時期に、こんな交通アクセスのよいところで、存分に見せてくれるなんて実にありがたい。

ふじさわ名物の段咲き。今年はなんと、斜め打ちからの補助段咲き(?)を組み合わせてさらにワイドになりました。と、言いたいところですが肝心の中央が減量されています・・・orz

Music Stage スターライトパレード

https://www.youtube.com/watch?v=5gf-XuzoYuM&index=3&list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

このパートは例年、手前の堤防から小型煙火がバチバチ言ってるだけのコーナーと思っていたら、今年はこっちがテコ入れされてきました。

まずトラがでかい(笑)。 これはかなりインパクトあります。この角度だとメイン会場でないと迫力が半減するため、チケットを買う動機になるかもしれませんね。

そしてもうひとつが、この写真では写っていませんが、間奏などを利用して後ろの台船からも打ち上げがあるってこと。緩急をつけることに成功しています。よくよくみると、物量は大したことないのですが、現地では物量以上に楽しませていただきました。

なお、この画像にもあるフラッシュのようなもの。あまり見たことが無い(えびす講の信州煙火の割物に、これと同種の星がよく入ってる)のですが、この至近距離でくらうとものすごい目に刺さる閃光です。無音でやられるので余計に鮮烈です。

はいこんな感じで、今までと全然迫力が違います。みんな満足したのではないでしょうか。

Music Stage ふたりの夏がくる

https://www.youtube.com/watch?v=yOHCZiJTWXU&index=4&list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

ふじさわの大使を務めるこの方の曲でスターマイン。これも恒例ですね。このパートはなかなか気に入ったので画像にしています。しかしこれで20秒以上重ねています。つまり物量はあんまり・・・。

このあと、手前に小型煙火、後ろに普通の割物という組み合わせにかわり、距離感があまりに違うので見ているほうは遠近感が狂ってなんだか変な気分になります。

曲のフィニッシュ。これは近距離でまとめましたね。(たぶん)

そして2尺玉。残念ながら風向きが悪く、煙がまだらにかかった中での打ち上げになってしまいましたが、肉眼で見ての迫力は十分です。今回のレンズがワイドすぎるので伝わりにくいかもしれませんけども。

ちゅうか、つるの剛士さん、もうちょっと楽しそうにしゃべろうや・・・

The Ice World

https://www.youtube.com/watch?v=0o5V3WbTsuY&index=5&list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

タイトルからして絶対レリゴーだろと思っていたら、ウラをかかれた。ちゅうかなんだよこの曲www こんなん、あるんや(←映画を見てない人)。

これは必見ですよ、伊那火工堀内煙火店の力量が、桑名や赤川とはまた違った意味で存分に発揮されています。ぶっちゃけてしまえば、打ち上げ場所も、予算も、制約だらけ。そんな中でどれだけ楽しいミュージックスターマインが打てるか、ちょっと感動すら覚えます。

これは、どこから何が上がっているのかよく分からないカオスな瞬間を画像にしましたが、けっこう、ちゃんと見たくなる玉が上がってるでしょ?見えにくいですが中央には瞬き牡丹からのうねうねするやつとか上がっています。

後半はレリゴーですが、雑には打たない。まぶしいやつが青系と赤系の2系統あっていろいろ工夫されています。これちゃんと撮影できたのは良かった(自慢)。レイアウトがおかしい分、多彩な打ち方を組み合わせて制約を感じさせないです。素晴らしい。

録音した花火の音が悪くてすみません!

まさかの、段咲き千輪2回目!いささか小ぶりではありますが、マジかよ。いやあ、参りました。

Epilogue

https://www.youtube.com/watch?v=wpxWDNs9oB0&index=6&list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

https://www.youtube.com/watch?v=mdJL9wkdCKA&index=7&list=PL4Vz7mZrGAD0bx_0jixrP4AoPaYBhsP1f

あれっ? この曲、一昨年聞いたような・・?????? 気のせいかな。まあいいや。この流れだとここで芸術玉がくるってところでしたが、そのコーナーはもうさっきやっちゃったので・・・的なすこし控えめな玉が上がってました(笑)。

もちろん、いろいろ上がってるんですが、やはり今年の一番のトピックはこの巨大な扇を筆頭にしたトラ・ザラ星群でしょう。さっきから何度か上がっていますが、保安距離の厳しい神奈川ではこの扇はまったくもう巨大以外の何物でもない感じで目に映ります。変則レイアウトを見事に逆手に取っていますね。

これは何でしょうね。途中で3発連続で同じものが上がったのですが、見ての通り、崩れまくり。3発が3発とも同じように崩れまくっていたのでなにか試験中の玉でしょうか・・・。これは来年のお楽しみですかね。

フィナーレはてっきりおにぎり型になると思っていたら、今年はキューブのように四角っぽい形でした。

最後の2尺は煙に沈んだ。残念。

毎年予算がもっとあればなあ〜でも楽しかったな〜と、同じような感想を抱いて帰るこの大会。ぜひ、来年はもっと予算を!

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